【自治会】健康を願って…(ムクロジ)
私は将来、娘が癌にならないか、心配だ。
自分のことは勿論そうだが、
娘のことに関しても漠然とした不安を抱えている。
今日は自治会のお仕事だったので
娘と一緒に近所をウロチョロしていると
(ウロチョロではないですね。お仕事です、はい。)
前の班長さんに、ご夫妻揃って声をかけられた。
「○○(娘)ちゃ~ん!こんにちは~。ヘアバンド可愛いね」
そんな感じで会話がスタートし、まるで孫を可愛がるかのように
娘のことを可愛がってくれている前班長さんご夫妻。
しばらくすると
「あっ!ちょっと待ってて。プレゼントがあるの。」と奥様。
そう言われて待っていると、
木の実と可愛いらしいお守りを家から持ってきてくれた。
「これ、ムクロジと、それで作ったお守りなのよ。」
※ムクロジって皆さんご存知ですか?
恥ずかしいことに、私はムクロジというものを今日まで知りませんでした。
ムクロジ。
無患子と書いてムクロジ。
「子」供が「患」うことの「無」いようにという願いを込めて
奥様が手作りしたお守り。
ムクロジの漢字とその意味、お守りが手作りであるということを聞いたあとに
「○○(娘)ちゃんも病気なんかしないで健康に過ごせますように」と、
あたたかい言葉をかけられた。
そんなことを言われたもんだから、
娘に対しても自分自身に対しても、
癌になるかもしれないという漠然とした不安を抱えている私は
途中まで(ムクロジの漢字とその意味を聞くところらへんまで)
必死で我慢してたけど、堪えきれず、思わず、ほろほろと泣いてしまった。
今思い返しても何で泣くんだよ~と自分で思う。
よりによって外で。
しかも、家のすぐ近くで。
人前で。
あー、本当に恥ずかしい。
何やってんだよ、私は。
もちろん、この前班長さんは
私が大腸がんになったことがあるなんて
これっぽっちも知らない。
本当に偶然。
涙を堪えきれなかった私が、事情を説明すると
「このお守りは行くべき人のところへちゃんと行くのよ~」と
健康への想いが込められた手作りのお守りを娘に手渡してくれた。
このお守り、大切にしよう。
自治会やってて良かった。
この前班長さんと知り合いになれて良かった。
帰宅後、私はすぐ、娘の迷子札にそのお守りを取り付けた。
※あ、迷子札は、ちゃんと洗いましたよ~♪
やっぱり、やっぱり健康第一ですっ!!…って、当たり前か。
でもでも、私自身、分かっていなかったので念のため繰り返します。
本当に本当に健康が第一です!!(…と私は思います。)
皆様と、皆様の大切な人の健康を願って、今日はこれでおしまい☆